税務における会計の重要性
税務における会計の重要性
税務申告は、会計を土台にして申告します。
会計の結果に、税務上の調整を加えて申告するので土台になる会計処理が大変重要なものになります。
ですから、申告のほとんどの部分は会計処理によって決まります。
税務調査における否認・是認のほとんどは会計処理の誤りが原因になっています。
- 税務上、こういう会計処理をしていないと損金算入(経費で落とすことの法人税法上の用語)しないとか
- そういう会計処理をしていても、税務上は損金算入しないとか
- 会計上処理がされていなくても、損金として認定するとか
- 会計上処理されていなくても、収入として認定するとか
- 会計上適正に処理されていても、税務上は一定の部分について損金算入しないとか
この様にいろいろあります。
また、会計処理の結果が反映される決算書の表示の仕方も重要です。
税務署で税務調査の対象を絞るのに、決算書の分析をします。
そのため決算書の表示が一般の基準に従っていないと、調査対象になりやすくなります。
以上、会計処理の重要性をわかっていただけたかと思います。
お知らせ
- 令和2年の年末調整についてブログを掲載(2020.10.22)
- コロナ関係の支援金のページを作成しました(2020.10.19)
- 持続化給付金についてのページを作成しました(2020.05.28)
- 税理士の選び方のページを作成しました(2019.10.05)
- 相続税ページの料金表を更新しました(2019.09.01)
- 税務における会計の重要性のページを作成しました(2019.07.31)